マクサルトで片頭痛対策

群発頭痛とは

群発頭痛

片頭痛や緊張型頭痛に比べて聞きなれない名前の群発頭痛ですが、こちらも片頭痛や緊張型頭痛と同じ脳出血や脳腫瘍のような疾患のない一次性頭痛です。一次性頭痛の中では最も激しい痛みが伴うとされており、約1000人に1人の割合で起こるとされています。

片頭痛と比較すると群発頭痛は100分の1の発症率ですが、その痛みの激しさや発症する年齢層が20~40代の働き盛りの年齢である事、深夜に連日において痛みが続く事から社会生活への影響も大きく、社会経済への影響も少なくありません。

痛みが起こるタイミングとしては片頭痛や緊張型頭痛に比べるととても長い間隔で起こる頭痛で、半年や1年に1度、長い人では2~3年に1度のタイミングで発症します。

群発頭痛という名前の通り、群発地震のように特定の期間に集中して頭痛が起きるためにこの名前が付けられています。この特定の期間以外には頭痛は起こりません。

頭痛の起こるタイミングの回数が少ないので片頭痛や緊張型頭痛に比べるとそれほど生活に支障がなさそうですが、痛みの度合いが一番激しいため、1度頭痛が起こるとそのあまりの痛みの激しさに「自殺したくなるほど」だと表現されるほどです。

約6割の方が就寝後1~2時間後の特定の時間に頭痛が起こると報告しており、眠れないために睡眠不足になり日常生活にかなりの支障を伴います。

痛みの出方としては頭痛と共に目の周りと奥がえぐられるかのような痛みに襲われます。痛み自体は15分から3時間くらいで、1日に平均1~2回おきます。

片頭痛や緊張型頭痛は女性の割合が多いとされていますが、群発頭痛に関しては5:1で男性の方が多い頭痛です。

片頭痛の原因や症状

緊張型頭痛の原因や症状

発症の仕組み

群発頭痛の原因・症状

群発頭痛の起こるタイミングは半年や1年に1回、または2~3年に1回と片頭痛や緊張型頭痛に比べてかなり間隔が空くため生活に支障が無さそうですが、その痛みは1次性頭痛の中で一番痛いとされているほど激しい痛みを伴い、1度症状が出ると一定期間毎日激しい痛みの頭痛が起こるため症状が出ている間はかなりの苦痛が伴います。

1日のうちのほぼ決まった時間に毎日定期的に起こるのと、発作の持続時間がほぼ同じである事から脳の体内時計と関係があるとされています。

群発頭痛の発作には体内時計に関係している脳内物質メラトニンに変化が起きる事が明らかになっています。

体内時計によって調整されている血圧・心拍数・体温等の値や、覚醒-睡眠のリズムをコントロールしているのは脳の中にある視床下部です。この視床下部が群発頭痛の発作の発生時に異常に活性化しているという事がPET検査やMRIなどの新しい検査方法で発見する事ができました。

体内時計をコントロールしている視床下部は自律神経や三叉神経と深い関わりがあるため、視床下部が異常に活性化すると三叉神経の影響で内頸動脈が拡張したり炎症を起こしたりする事で激しい痛みが生じたり、この内頸動脈を取り巻いている自律神経が刺激されてしまう事で頭痛の症状が出る側の結膜の充血、涙や鼻水、鼻づまり、まぶたの腫れなどの自律神経症状が引き起こされます。このメカニズムにより最近では群発頭痛の別の呼び方として「三叉神経・自律神経性頭痛」と言われる事もあります。

不規則な生活を送ったり、季節の移り変わるタイミングで体内時計は乱れがちになります。そうすると視床下部に影響が及び、群発頭痛が発生しやすくなってしまいます。

また群発頭痛の症状が起こるきっかけとなるものに、飲酒があげられます。群発頭痛の症状が出ている群発期では量に関係なく少しでもアルコールを体内に取り入れるとほぼ100%の割合で群発頭痛が起きるので、群発期にはアルコールを一切取らない事をオススメします。

その他タバコや気圧の変化も症状が起こるきっかけとなるとされているので注意が必要です。

基本的な治療法

片頭痛や緊張型頭痛とは違い、群発頭痛は特定の限られた数週間~数ヵ月の期間に連続して起こる頭痛です。そのために群発頭痛と診断された場合は自分の群発期がいつなのかを正しく把握しておく必要があります。

群発頭痛の起こりそうな予兆、例えば寝つきの悪さや夜中に急に目覚めたり、顔の額のあたりが赤くなったりするような症状が出たらすぐに専門医に相談し、群発頭痛の予防薬を処方してもらう事が大切です。

予防薬としては神経細胞膜を安定化させる作用のある、不整脈の薬としても知られているベラパミル塩酸塩(ワソラン錠)や、大脳皮質が過敏になってしまった状態を抑える効果のあるバルプロ酸ナトリウム(セレニカ錠、デパケン錠)を症状に合わせて処方してもらえます。

群発頭痛の発作が起きた場合は、最初の2週間くらいは特に痛みが酷いため、脳血管や神経の腫れを軽減してくれる副腎皮質ホルモンを併用する場合があります。

このような予防薬を毎日服用し、群発期の間は睡眠時間を十分に取り、アルコールの摂取はもちろん、喫煙も控え、生活習慣を改善する事で連続して起こる発作の回数や痛みの程度が徐々に軽減されていきます。

予防薬や生活習慣の改善を行っても耐える事ができないくらい激しい頭痛が起きた場合は医療機関で純酸素を吸入する方法と頓挫薬を使う方法があります。

純酸素を吸入する方法とは、純度100%の酸素を吸入する事で拡張してしまった血管を収縮させ、痛みを鎮める方法です。毎分7リットルの酸素を15分吸入するのですが、大抵は酸素吸入を始めてから5分くらいで痛みが軽くなってきます。
スポーツ用品などで手に入る酸素スプレー缶では吸引できる時間が短すぎるため、医療用の純酸素と同じような効果は得られませんので注意しましょう。

頓挫薬を使う方法としては、2008年2月に認可されたスマトリプタンの自己注射キットを使う事で在宅自己注射を行う方法があります。
しかしスマトリプタンの点鼻剤(保険適応外)でも効果を得られる事が多いため、医療機関の指導が必要な自己注射キットを使う前に点鼻剤やその他のトリプタン製剤を試してみる事をオススメします。

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