マクサルトで片頭痛対策

片頭痛の予防・対策

片頭痛の予防・対策

片頭痛は1度症状が出ると、中には立っていられなくなる人もおり症状が治まるまでずっと寝たきりで起き上がれなくなってしまうくらい厄介な頭痛です。片頭痛持ちの方はなるべく症状自体が出ませんようにと思っている人も多いと思います。症状をなるべく出さないようにするには毎日の予防策がとても大事です。

片頭痛は過労やストレスによって症状が出やすくなります。責任ある仕事を終えた後や長い間悩んでいた悩みから開放された時など、緊張していた血管が拡張する事で症状が現れやすくなります。日頃から緊張とリラックスの段差が開きすぎないように気をつけ、空腹、寝不足、寝すぎ、にも気を配りましょう。休日だからと寝すぎたりせず、決まった時間に起き、決まった時間に食事を取るなどリズムを崩さない生活を心がけてください。

日頃何気なく口にしている食べ物にも片頭痛の原因となったり、逆に改善してくれる作用があります。ここではどのような食品を摂取し、どのような食品を摂取しないように心がければ良いのか詳しく解説します。

片頭痛に良い食べ物・悪い食べ物

食材

食べ物の中にも、片頭痛と相性の良い物、悪い物があります。相性の良い食べ物は積極的に摂取する事で症状を改善する事が期待できます。相性の悪い食べ物は摂取を避ける事で症状を悪くしてしまわないようにする事ができます。食材によっての良し悪しを把握する事で片頭痛に良い食生活を送りましょう。


良い食べ物

マグネシウム
マグネシウム含有食品

マグネシウムには筋肉の緊張を取る効果があります。片頭痛の症状が出ている時に脳の中のマグネシウムの濃度を測ってみると、3~5割の方が通常の濃度よりも19%低いという結果が報告されています。

片頭痛は脳の中の血管が拡張する事により三叉神経を刺激し、その刺激により三叉神経から痛みの原因物質神経ペプチドが放出され、血管の周りに炎症が起き、この刺激が大脳に伝わる事で痛みとして認識される事で頭痛が起こります。この脳の中の血管の拡張には神経伝達物質のセロトニンの増減が関係しています。

セロトニン合成には細胞内のミトコンドリアが活発に活動していなくてはいけませんが、片頭痛の方はミトコンドリアが活発に活動していません。人間の体は細胞内のマグネシウムイオンとカルシウムイオンのバランスがとれる事で成り立っていますが、崩れる事により筋肉が異常に興奮する現象がおきます。マグネシウムが不足するとまぶたがピクピク痙攣したり足がつったりします。この電気的に異常な興奮が片頭痛の症状です。
上手にマグネシウムを摂取する事で頭痛の発作を軽くしたり、発作の回数を減らす事が可能になります。厚生労働省によると成人男子では280~300mg、成人女子では240~260mgが理想的な1日の摂取量とされています。

マグネシウム含有量の多い食品

・野菜  枝豆、シソ、オクラ、パセリ
・豆類  きな粉、大豆、油揚げ、納豆
・魚類  煮干、いわし、しらす干し、鰹節 ・魚介類 干しえび、スルメ、アサリ、イクラ
・海藻類 アオサ、ワカメ、ひじき、とろろこんぶ
・種実類 ゴマ、アーモンド、松の実、落花生

上記の食材と一緒に摂取する事で更に吸収を良くする組み合わせがビフィズス菌やオリゴ糖です。ヨーグルトやチーズの乳製品にはビフィズス菌が、ごぼうや大豆、蜂蜜、バナナなどにはオリゴ糖が沢山含まれています。またマグネシウムはカルシウムとの摂取バランスが2対1が理想的なのでカルシウムを一緒に取る事で上手にマグネシウムを吸収しましょう。


オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸含む食品

蛋白質、糖質と並んで三大栄養素の1つである脂質を構成するもので、人間の体には必要不可欠な栄養素です。体内で作る事が不可能なので食品からの摂取方法のみとなります。
脂肪酸は大きく2種類に分けられます。

飽和脂肪酸  チーズ、バター、ラード、肉の脂
不飽和脂肪酸 植物油、青魚の油

上記の食品にそれぞれ多量に含まれています。不飽和脂肪酸は更に「オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)」「オメガ6脂肪酸(リノール酸)」「オメガ9脂肪酸(オレイン酸)」の3種類に分類できます。その中でもオメガ3脂肪酸が片頭痛をはじめ様々な体への良い影響をもたらします。α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)を多量に含んだ食品がオメガ3脂肪酸を多く含む食品です。

一日の摂取量としての目安はオイル原液の場合だと成人男性2.6g以上、成人女性だと2.3g以上で、目安としてスプーン1杯くらいです。


オメガ3脂肪酸が多く含まれる食品

えごま油

植物亜麻の種子から抽出したオイルです。コクのある味で納豆、アボガド、卵、海草と組み合わせるのがオススメです。
えごま油も亜麻仁油も酸化しやすいので加熱調理は避け、生で摂取する方が良いでしょう。


亜麻仁油

シソ科の植物えごまの種から抽出したオイルです。アレルギーの症状を和らげるフィトケミカル、ルテオリンを含み、抗酸化作用が強いです。味は青みのあるすっきりとしたミントに似た味わいで、根菜、葉菜と組み合わせるのがオススメです。


くるみ

ナッツ類の中でもα-リノレン酸が豊富です。栄養素である食物繊維、ビタミンやミネラルなども豊富に含まれており、ダイエットやアンチエイジング効果にも期待が持てます。


EPA、DHAが豊富な魚

イワシ、サンマ、サバ、アジ、ブリ、カマス、ニシン、イクラ、スジコ、サケ、マグロ(脂身)
特に上記の魚に豊富に含まれます。食物連鎖によりα-リノレン酸の宝庫、植物プランクトンを食べる事で魚の体内に摂取されたα-リノレン酸は、体内でEPAやDHAに変換されます。
魚油は酸化しやすいので鮮度の良い魚を選び、ビタミンA、B2、C、E、マルチカロチノイドなどの抗酸化物質の食品と一緒に取る事をオススメします。


オメガ3脂肪酸を摂取する際には、オメガ6脂肪酸とのバランスも大事です。
理想とされる摂取バランスはオメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸=1:4ですが、現代人の多くはオメガ6脂肪酸の摂取量が基準量を超えています。

オメガ6脂肪酸としてはマーガリン、マヨネーズ、ドレッシング、大豆油、コーン油などがあり、加工食品やファーストフードにも多く使用されているので、過剰摂取に注意しなくてはいけません。


ビタミンB(特にB2)
ビタミンB2食品

片頭痛の方は体質的に元々ミトコンドリアの働きが悪いそうで、ミトコンドリアの代謝機能が上手に働かないと体の色々な箇所で不具合が現れます。脳内では神経系の働きが下がります。
そうなると脳の中のセロトニン量も低下し、不足する事で脳が過敏になり、片頭痛の症状が出てきてしまいます。
そこでミトコンドリアの代謝機能を元に戻せば、セロトニン量も安定する事ができ、片頭痛の症状も快方へ向かうとされています。そのミトコンドリアの代謝機能を補う成分がビタミンB2なので、ビタミンB2を体内へ取り込こめば片頭痛も改善されるという訳です。

ビタミンB2を多く含む代表的な食品はレバーです。その他納豆、うなぎ、海苔も多く含んでいます。ビタミンB2は水に溶けやすいため、水に浸したり煮込んだりしてしまうと食材から大事なビタミンが流れ出してしまいます。

食材を扱う際にはあまり洗いすぎず、煮たり茹でたりする時も煮汁や茹で汁まで使えるメニューにする事が上手にビタミンB2を食材から取り入れるコツです。ビタミンB2は水に溶けやすいですが、光にも弱いので食材を保存する場合は暗い場所にすると安心です。


悪い食べ物

ポリフェノール
チョコレート・ワイン

植物の苦味や渋味、色素の成分となっている化合物の総称をポリフェノールと言います。
この栄養素は自然界の中に5000種類以上存在しているといわれており、全てのポリフェノールが強い抗酸化作用を持っているため、とても体に良いとされていますが片頭痛とは相性があまり合いません。

ポリフェノールは血管を拡張する効果があるため、片頭痛が起こる要因である脳の血管の拡張を促し、症状を悪化させてしまいます。

ポリフェノール含有量の多い食品としてはチョコレート、胡桃、ブルーベリー、スモモ(ソルダム)、赤ワイン、コーヒーなどがあります。

チョコレートはカカオ成分の含有量が多いものほどポリフェノールもカフェインも多いため、注意する必要があります。ワインは原料となるブドウの皮の内側に沢山のポリフェノールが含まれており、皮も使って作る赤ワインにたくさん入っています。どうしてもチョコレートを食べたい場合はダークよりもミルクを、ワインが飲みたい場合は赤よりも白がオススメです。


チラミン
ハム・チーズ

チラミンには血管を縮小させる効果があるので片頭痛に良さそうですが、収縮した後に体が元に戻そうとする力が働くため結果的には血管を拡張してしまう事になります。

熟成された物、長期保存されていた物、塩辛い物、タンパク質を発酵・煉製にした食品にチラミンが多く蓄積されます。身近にある食品としてはチーズ、ヨーグルト、醤油、納豆、牛のレバー、鳥の肝臓、米味噌、麦味噌、豆味噌、サラミ、ドライソーセージ、たまねぎやチョコレートに含まれています。

片頭痛の症状を出さないためにも赤ワインを飲みながらチーズやサラミ、ドライソーセージを酒の肴としてつまむのは避けたほうが賢明ですね。


グルタミン酸ナトリウム
ポテトチップス

米国国立医学図書館と米国国立衛生研究所が運営している「The Medlineplus Medical Encyclopedia」という健康情報サイトにおいてグルタミン酸ナトリウムを含む食品が片頭痛を起こす物質として上げられています。特に原因が思い当たらない片頭痛に悩んでいる方は、食品を買う時にに原材料の表示を確認した方が良いです。「調味料(アミノ酸等)」との表記がある場合はグルタミン酸ナトリウムが使われています。

加工された食品にほとんど使われています。顆粒出汁、出汁パック、味の素、めんつゆ、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング、漬物、スナック菓子、お煎餅、コンビニ弁当、カップラーメン、緑茶、甘いお菓子などです。

全てを避ける事は無理ですが、外食やインスタント食品はなるべく止め自炊を心がける事でかなり摂取量を減す事ができるはずです。


亜硝酸ナトリウム
ハム・ソーセージ

食品への用途としては発色剤や防腐剤として添加されます。長期保存できる加工肉は痛んでいなくても時間が経つと黒ずんでくるので、売れ行きが悪くならないように色味を良くする目的で使用されています。また加熱しないで作られたソーセージなどは食中毒の原因となるボツリヌス菌などの繁殖の予防のために使われます。

亜硝酸ナトリウムには血管を広げる効果があるため、体内に入ると片頭痛の症状が酷くなる可能性があります。ハム、ソーセージのような加工肉、いくら、たらこ、魚肉ソーセージなどの水産物加工品に多く使用されているので摂取する際は気をつけましょう。


アスパルテーム
炭酸飲料

砂糖の代わりに甘味料として使用される食品添加物です。砂糖に比べて200倍の甘みがあり、カロリーもないため幅広く食品に使用されています。 しかし血管を拡張する作用があるので、片頭痛を更に悪くする可能性があるため片頭痛持ちの方は甘みはあるけどカロリーオフを謳っている商品を口にする場合は気をつける必要があります。


サプリメント

サプリメント

片頭痛の予防としてビタミンB2やマグネシウム、ホワイトウィロウ(セイヨウシロヤナギ)、フィーバーフュー(ナツシロギク)が効果があるとされています。
ビタミンB2やマグネシウムのサプリメントはコンビになどでも手軽に買えるため、手軽に試す事ができます。
ビタミンB2は多少摂取しすぎてもいらない分は尿と共に体の外へ出て行くので問題ありませんが、マグネシウムは長期で飲み続けた場合高マグネシウム血症という病気になる場合があります。

症状としては軽いものだと悪心、嘔吐、起立性低血圧、皮膚潮紅、徐脈、傾眠、筋力低下、全身倦怠感、無気力、腱反射の減弱などがあり、重い症状になると呼吸筋麻痺、昏睡、血圧低下、心停止などがあるので高マグネシウム血症と疑われる症状が現れた場合はすぐに服用を中止し、医師にご相談下さい。

ホワイトウィロウ、フィーバーフューのサプリメントはドラッグストアなどではなかなか販売されていないようなので、ネットでの購入をオススメします。どちらも「天然のアスピリン」と言われるほど痛み止めの効果があるハーブです。

ホワイトウィロウは解熱鎮痛作用のある薬アスピリンと同じようにサルチル酸誘導体であるサリシンが含まれているため、消炎、解熱、鎮痛作用があります。サリシンは体の中で腸内細菌によりブドウ糖とサリゲニン(サリチルアルコール)に分解されます。吸収されたサリゲニンは肝臓や血中でさらに酸化しサリチル酸に代謝されます。

サリチル酸とは1860年にドイツの科学者が合成に成功した成分で、その後ドイツにあるバイエル社によってサリチル酸よりも更に副作用が少ないアスピリン(アセチルサリチル酸)を開発する事に成功しました。体内でほぼアスピリンと同じような効果のある成分になるためホワイトウィロウは天然のアスピリンと呼ばれています。

フィーバーフューはパルテノライドと呼ばれる成分が含まれており、この成分により片頭痛の原因とされているセロトニンの放出を抑えてくれます。
生理活性物質であるロイコトリエンやトロンボキサンチンなどの体内でのバランスの調整もしてくれ、その事により片頭痛の症状を抑えてくれる効果があります。ただし子宮収縮作用があるので妊婦の方は避けたほうが良いです。

脳の情報を伝達する物質に関わる作用があるので1度に大量に摂取したり、長期にわたって大量に摂取するのは辞めましょう。常用している場合は突然中断する事によって眩暈や吐き気などの離脱症状が出る場合があるので、少しずつ減らすようにして下さい。


コーヒーやハーブティーでリラックス

ハーブティー

片頭痛はストレスによって起こる事もありますが、逆にストレスから開放されてリラックスするときにも血管が拡張して症状が出る事があります。大切なのは緊張している状態とリラックスしている状態の段差を高くしない事です。自分が緊張しすぎているなと感じた時はコーヒーや片頭痛に効果のあるハーブティーなどでリラックスする事も大切です。

コーヒーのようにカフェインを含んでいる飲み物は片頭痛に効果があります。カフェインは広がり過ぎた血管を収縮させる効果があるので、症状が出始めたときに摂取すると効果的です。コーヒー以外には紅茶、ココア、緑茶などもカフェインを含んでいるため効果的です。

サプリメントとしても紹介しましたが、ホワイトウィロウ(セイヨウシロヤナギ)、フィーバーフュー(ナツシロギク)も昔からハーブティーとして飲まれている物なので、日頃飲んでいるお茶をこの2つに替えるだけで効果を期待する事ができます。どちらも多少苦味があるようなので、蜂蜜を入れるなどして飲みやすくする工夫が必要です。

食事と薬のバランス

食事と薬

片頭痛に良い食べ物と症状を更に悪化させてしまう悪い食べ物を色々と紹介しましたが、ある程度までは食事を改善する事で効果を得られたけれど、やはり痛みを完全に消す事はできなくてどうしても薬に頼りたいという場合は、無理をせず薬を服用する事も大切です。片頭痛にはトリプタン製剤のマクサルトが良く効きます。

マクサルトは片頭痛の痛みの原因である脳の血管の拡張を押さえてくれ、痛みはじめて直ぐに服用する事でとても高い即効性を発揮する薬です。購入するには病院での処方が必要ですが、個人輸入サイトを利用すれば処方箋無しで安く手に入れる事ができます。サイトでの購入も選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。


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